この長い金物は何という名前でしょうか?
一般の方には、あまり馴染みがないかもしれませんが、戸棚や下駄箱、クローゼットを開けたらついている筈です。
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正解は 棚柱 です。
人によってはガチャ柱、スリット、ダボ柱等と呼ばれますが、間違いではないと思います。
棚を作る柱だから棚柱。・・・そのままですね。
しかし、この棚柱だけでは棚は作れません(+_+)。
専用の棚受金具が必要になります。(勿論、棚板も!)
そしてこんな単純な形状の棚柱にも種類があります。
棚柱は大きく分けて2種類。
加工がしやすいアルミ製と、耐荷重重視のステンレス製。
★★★アルミ製棚柱★★★
更に2種類に分かれます。
後付けができる面付式と見た目重視の掘込式。
更に重量用や色違い等で分かれていきますが、特に需要が高いのが
(アルミ)(ステンレス)×(面付)の組み合わせです。
現場での施工が簡単(長尺物を使って任意の長さでカットでき、下地があれば付けられる)な事から汎用性が高いという事でしょうか。
また、メーカー、販売店の競争アイテムである事から、価格もこれ以上下がらない所での販売がなされているのも人気の要因の一つでしょう。
通常4本使いになるので、コストダウンを考えられる際には見直す価値あり!ですね。
★★★ステンレス製棚柱★★★
耐荷重が優れているので重い物を展示する際に最適です。
棚受と共に棚受けも耐加重を重視した作りになっているので、重量物を置く可能性がある場合は、ステンレスの方が良いですね。
「何キロまでしか置かないでください」というのと、「何キロまで耐えられます」とでは、利用者の安心度が違いますね。
ちなみにSPHL-1820にSPHL-30を4個用いた時の耐加重は1470N(150kgf)となります。
アルミ棚柱AP-DM1820を用いてAP-FB20を4個利用した時の耐加重が45kgfですから、3倍以上の耐加重があります。
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-棚受-
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用途とコスト、加工のしやすさ等、シーンによって使い分けて下さいませ。
★オススメ棚柱★
費用対効果 →SPE-1820
加工しやすさ →AP-DM1820
耐加重 →SPHL-1820