実世界でワープできる方法

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-ワープ- wikipedia

日本ではアニメ『宇宙戦艦ヤマト』のヒットで良く知られるようになったが、アメリカなどでは『スタートレック』シリーズの”Warp drive”で有名になった用語である。なお、「ワープ」という言葉の指す超光速航法は形態・原理ともに作品間で大きく異なっている。日本においては「ワープ」本来の意味である「歪める」から離れて、その他多くの超光速航法テレポーテーション(瞬間転移)などの超力学的な特殊な移動手段を指す言葉として、SFファンにもそうでない人々にも使われている。本記事以外の関連記事も参考とされたし。英語の発音としては、「戦争」の「ウォー」と同じで、カタカナでは「ウォープ」とするのが近いのだが、日本の初期のSFで「ワープ」と書かれ、宇宙戦艦ヤマト(1974年)で一般にも広く「ワープ」で定着してしまった。

 

ドラ〇もんがいたら、四次元ポケットからいくつか道具を取り出せば、夢は夢でなくなります。

しかし21世紀になったにも拘らず、猫は二足歩行を始めませんし、押入れを開けても狸は寝てません。

科学ではワープは実現しないのでしょうか?

目的地まで一瞬で着くという事は物理的な意味も去る事ながら、人と人の距離を縮める、それによって物事が飛躍的なスピードで動き出す。

これも一つのワープだと思います。

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Design week kyoto で行われていたコンセプトは京烏と全く同じ。

モノ作りを主とし、人との繋がりを促進して新たな価値を生み出す。

 

労働が誰かの笑顔を作る為なのであれば、少し前まで知らなかった人同士が繋がって一つのプロジェクトを動かして、その結果が笑顔を作る。

でも、普通、人が繋がる事自体は簡単にはいかない。できればそれってワープですね。

人と人をクロスさせると加速度的に大きなエネルギーになります。

本来、価値を高める為に円滑化させるための「お金」の概念は今は障害、壁になっており、色んなクリエイターや職人の創造の枷となっています。

お金があれば、職人さんが作った作品を良いデザインのパッケージでユーザーに届けられる筈なのに、お金が無くてパッケージができずにお客さんに訴求できない、という事はザラです。

逆も然りで、デザインはできるけど、モノを作るには多くの投資が必要で同じく訴求できない、という事もあります。

お互い足りない事を特技で補う、できたアイテムを世に売り出す為にまた協力する、こういった動きが産業を活性化させます。

そして、その事が分かっていながらできないのは、その関係を作る仕掛けができていないから、という事だと思います。

 

昨日、トライアングルパーティ & design week kyotoの中で正にそれを実感した瞬間がありました。

ソファでDWKについて反省会、来年度へ向けての展望を話しする30代の男性5名と女性2名。

少し離れたところで、DWKのボランティアスタッフをした学生の女性3人が話をしていました。

お酒を飲んで話が盛り上がって来た時に、男性のS氏が3人で話をしている学生達を招き入れました。

S氏「Yさんが凄い良い話しているからおいでよ」

テーブルで3人の学生さんが何の話をしていたかは分かりません。しかし、S氏の声掛けで3人は同じテーブルにやってきて、同じテーマで話をし始めました。

そこで、DWKを振り返り、運営ボランティアから見た問題点、改善点、その瞬間にそれまでは知らなかった意見が共有されました。

そして解決に向けてどうしたらよいか等、経験を踏まえてアイデアが出されました。

 

数秒前までS氏が声掛けしなければ行われなかったであろう、学生の運営ボランティアと出展者の意見交換。

運営スタッフ同士でも関係性が希薄だったという問題が分かり、その場でこういった会を定期的に行いましょうという話になった。

つまり、S氏の声掛けのお陰でワープできたのです。

 

風が吹けば桶屋が儲かるとはよく言いますが、色んな因果関係がある中、やはり人と人との繋がりは大きな意味を持ちます。

s氏であり、この日のイベントであり、DWKであり、京烏であり、ワープの入り口は色んな所にありますし、そういった活動を続ける事に価値があると信じて日々過ごしたいと思います。

壁掛けフック
壁掛けフック

 

 

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